クラウド型コールセンターシステムで4年連続シェア1位の「 BIZTEL(ビズテル) 」やオンライン商談システム「RemoMee(リモミー)」など、さまざまなITサービスを展開する株式会社リンク(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 元治、以下「リンク」)は、BtoB事業者に向けたカスタマーサクセス活動支援システム「CustomerCore(カスタマーコア)」の新バージョン1.1の提供を2021年2月24日より開始します。
バージョン1.1では、エンドユーザのシステム利用状況に関する「ログイン頻度」や「レコード数」等の導入企業固有の情報を分析対象にすることができる「カスタム変数機能」や他システムとの「API連携機能」を提供します。これらの機能を活用することで、導入企業固有の情報に基づくアラート通知が可能となり、コンタクトすべき顧客がより明確になります。
カスタム変数機能
カスタム変数機能では、CustomerCore導入企業がカスタマーサクセス活動の指標としている様々なデータを取り込み、それらデータをシステムが自動で巡回。設定した条件に該当した場合に通知を飛ばすことが可能になります。解約やクロスセル/アップセルにつながりやすいデータの変化を見逃さず、「いまサポートすべき顧客」を確実にキャッチすることができるようになります。
<カスタム変数の利用例>
●一定期間のログイン回数が設定した値以下の顧客を抽出してアラート通知
●特定機能利用回数が設定した値以上で、かつ顧客区分が「ハイタッチ層」の場合にアラート通知
API連携機能
バージョン1.0ではCSV形式のデータの取り込みが可能でしたが、バージョン1.1ではAPI連携機能を使うことで、データの取り込みの自動化が可能になります。
< API連携対象データ>
●顧客データ
●契約データ
●請求データ
●請求明細データ
※カスタム変数のAPI連携は次バージョン:1.2(2021年4月提供開始予定)で実装される予定です。
カスタム変数機能・API連携機能をリリースした背景
矢野経済研究所の調査(※)では、国内のサブスクリプションサービス(継続利用型サービス)市場規模は、2019年に約6,800億円だった市場が2023年には1兆円を突破すると予測されています。
サブスクリプションサービスは、継続利用によって利益を出すビジネスモデルであり、顧客が解約行動をとる前に予兆を察知し、能動的に支援することが求められます。
このような背景から、今後「顧客の解約につながる行動をシステム的に検知する仕組み」の需要が高まると考え、これら機能を開発しました。また2021年4月には、機械学習のテクノロジーを応用した「顧客の解約を予測する機能」も提供開始する予定です。
※矢野経済研究所(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2410)
CustomerCore は、さまざまなサブスクリプション型ビジネスの20年以上の運営で蓄積されたノウハウと新しいテクノロジーを活用し、「現場にも経営にも貢献するサービス」を今後も開発してまいります。
CustomerCore(カスタマーコア)について
CustomerCoreは、カスタマーサクセス活動を支援するためのサブスクリプション型のWebシステムです。カスタマーサクセスに必要なデータを統合・可視化。それらのデータをもとに解約や売上拡大につながる顧客の状態変化をシステムが検知し通知することで、プロアクティブな顧客コミュニケーションが実現します。サービスの詳細は、https://customercore.jp/ をご覧ください。
株式会社リンクについて
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティングを軸として、ベアメタルクラウドサービスやクラウド型テレフォニー/コールセンターシステム、セキュリティプラットフォームサービスなど、さまざまなサブスクリプション型サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年10月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。
事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社リンク
カスタマーコア担当:内木場(ウチコバ)
TEL:03-5785-2255 / FAX:03-5785-2277 / Email:marketing@customercore.jp