カスタマーサクセス支援ツール「CustomerCore」がデータ連携機能を強化した新バージョンを提供開始 — CSVアップロードウィザードによってデータ投入が簡単に。データ連携APIもより使いやすく —

2023年12月12日

クラウド型コールセンターシステムで6年連続シェア1位の「BIZTEL(ビズテル)」やクラウド型ホスティングサービス「リンク ベアメタルクラウド」、メールリレーサービス「ベアメール」など、さまざまなITサービスを展開する株式会社リンク(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 元治、以下「リンク」)は、カスタマーサクセス支援ツール「CustomerCore(カスタマーコア)」の新バージョン1.13の提供を本日より開始します。本バージョンでは、以前より提供しているCSVアップロード機能およびデータ連携APIを強化しました。

CSVアップロード機能でウィザードが利用可能に

CSVアップロード機能は、CustomerCoreに取り込むCSV形式のデータ群をブラウザからアップロードすることができる機能です。この機能はサービス開始当初から提供しており、主に導入前のトライアルや利用開始時のデータ投入で利用されています。今回のバージョンアップでは、従来の機能に加え、対話形式でアップロードが可能な「CSVアップロードウィザード」機能を追加しました。同時にデータ投入を容易にするための機能改修も行っています。

CSVアップロードウィザード画面。ガイダンスに従い、3つのステップでデータ投入が可能
図1:CSVアップロードウィザード画面。ガイダンスに従い、3つのステップでデータ投入が可能

ウィザード型の画面でカラムの対応付け(マッピング)が可能に

これまでのCSVアップロード機能では、データのカラムをCustomerCoreで定義された順番通りに編集しておく必要がありましたが、今後は「CSVアップロードウィザード」内で相互のカラムの対応付けを行うことができるようになります。この改修により、事前作業の負荷低減を実現すると共に、エラーの状態がわかりにくい点や必須項目以外の列が省略できないといった問題についても解決しています。

カラムの対応付け画面。ブラウザ上で設定が可能
図2:カラムの対応付け画面。ブラウザ上で設定が可能

データ連携APIがUPSERTに対応

今回実装されるデータ連携APIバージョン2では、ユーザのシステムから送信される「顧客・契約・契約明細・請求・カスタム変数等」のデータをUPSERTで処理することができるようになりました。投入したデータがCustomerCore側に存在しない場合はINSERT処理、存在する場合はUPDATE処理を実行することができるようになるため、処理前にデータの有無を確認し、その後の処理を分岐させるプロセスが不要になります。

また同時に、登録済みデータの取得についても改善を行っています。従来は1件ずつ呼び出す必要がありましたが、バージョン2では、1回のリクエストで500件までまとめて取得することができるようになります。また、絞り込みやソート等のパラメータ(sort・order・limit・offset)も利用できるようになり、より柔軟なデータ取得が可能になっています。

さらにユーザあたり1つしか発行できなかったAPIキーについても最大5つまで発行できるようになりました。管理画面上では最後に利用された日時をAPIキー毎に確認することも可能です。

API設定画面。作成日時や最終利用日時の確認が可能
図3:API設定画面。作成日時や最終利用日時の確認が可能

本バージョンで実装されるその他の機能:契約区分・フェーズ管理機能

以前のバージョンでは、ハイタッチ・ロータッチ・テックタッチ等の「契約区分」、またはオンボーディング・アダプション等の「フェーズ」を作成・修正する場合、CustomerCoreサポートデスクに対して申請する必要がありましたが、本バージョン以降、これら作業をすべてブラウザ上の設定画面で行うことができるようになりました。ドラッグアンドドロップで順番を入れ替える機能や該当の契約区分やフェーズが割り当てられているレコード数を確認する機能も実装しています。

フェーズ設定画面。ドラッグアンドドロップで順番を入れ替えることも可能
図4:フェーズ設定画面。ドラッグアンドドロップで順番を入れ替えることも可能

料金

本機能はCustomerCoreの標準サービスとして提供します。

機能名 初期費用 月間利用料
CSVアップロードウィザード 無償(標準機能のため追加料金はかかりません)
データ連携API v2
契約区分・フェーズ管理機能

CustomerCore(カスタマーコア)について

CustomerCoreは、カスタマーサクセス活動を支援するためのサブスクリプション型Webサービスです。カスタマーサクセスに必要なデータを統合・可視化し、それらのデータをもとに解約や売上拡大につながる顧客の状態変化をシステムが検知・通知することで、プロアクティブな顧客コミュニケーションが実現します。サービスの詳細は、https://customercore.jp/ をご覧ください。

株式会社リンクについて

株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティング「at+link」、クラウド型ホスティング「リンク ベアメタルクラウド」を軸として、6年連続シェア第1位のクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、セキュリティプラットフォームサービス「PCI DSS Ready Cloud」など、さまざまなサブスクリプション型サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年10月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。

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